転職活動で避けて通れないのが「面接」です。
・面接がどうしても苦手で緊張する・・・
・なに聞かれるかわからないから不安
・面接でうまく答えられない
こんな悩みを解決していきます!
面接の流れ
まず、面接は対面とオンラインの2種類があります。
コロナ以降オンラインの割合も結構増えてきている印象で、
実際に私が転職活動をした際も、6.7割はオンラインで面接を行いました。
面接の流れとしては…
大きく分けて5つになります。
自己紹介
質問の目的
まず、面接官は「自己紹介」から、以下のことを知りたいと思っています。
・コミュニケーションがしっかりとれるか
・簡潔に話すスキルがあるかどうか
・いい雰囲気を作りたい
・どんな人かを知りたい
まずは、自己紹介は簡潔に1分~長くても3分以内に抑えることを意識しましょう!
質問
Q自己紹介をお願いします
Q経歴込みで自己紹介をお願いします
回答例
本日は貴重なお時間いただきありがとうございます。
○○(名前)と申します。
これまでは、株式会社〇〇というIT系の会社でHPの提案営業を行っておりました。
主な業務としましては、新規顧客へのテレアポイント、獲得したアポイント先に訪問し、ご提案を行っておりました。新卒から入社し、配属されてからのは予算達成率100%以上でした。これまでの営業力を活かして御社の△△な業務でも活かせるのではないかと考え、応募いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。
回答のポイント
✔1分~3分にまとめる
長すぎると、面接官も頭に入ってこなくなります。
細かいことは後から深堀されることがほとんどなので簡潔を意識しましょう。
✔今までの経験やスキルを端的にわかりやすくまとめる
複数社経験がある場合は時系列でまとめて、どのようなことをしていたのかを
簡単に伝えましょう。直近の会社や一番長く行ってた仕事をメインにまとめてもいいと思います。
✔応募企業への意気込みを一言伝える
意外としている人が少ないです。一言伝えるだけで好印象になります。
このあたりを意識している程度伝える内容をまとめてみましょう。
転職理由
質問の目的
転職理由からは下記のことを知りたいと思っています。
・弊社でも同じ理由で退職してしまわないか
・求職者自身の考え方や志向性
・退職理由が弊社で解決できるのか
このあたりを探っているケースが多いです。
マイナスな伝え方は極力控えるようにしましょう。
質問
Q転職理由は何ですか?
Q今の会社を辞めようと思った理由はなんですか?
回答例
①朝の8時から夜の21時まで仕事になることが多く、また、現状週1日しかお休みが取れない状況が続いております。上長にも相談しましたが、現状改善は難しく、今後のキャリアを考えた際に、長期的に働くことが困難と考え、退職を決意いたしました。
②現職では、決まった仕事をルーティーンで行う業務となり新しいアイデアなどは求められない環境にございます。また、先輩社員も5年~10年たっても仕事内容は変わらず、キャリアアップを申し出てみたのですが、難しいとのことでした。
今後のキャリアを考えたときに、スキル・キャリアアップしていきたく転職を決意いたしました。
回答のポイント
✔ポジティブ変換して伝える
誰もが転職に多少マイナスな理由を含んでいることは面接官も承知してます。
そのうえで、愚痴や他責志向が強いといい印象を受けません。
あくまで自責思考で伝えましょう。
✔嘘はつかない
嘘をついてしまうと、一貫性がなくなりボロが出やすいです。
また、後々ミスマッチになり自分で苦しむ可能性があります。
あくまで、本当のことをプラスに変換して伝えましょう
✔言わないことも決める
先程嘘はつかないと言いましたが、嘘でなくても全部正直に伝えなくても大丈夫です。
不適切な内容や不満度がでかすぎてプラスに変換できない場合は伝えない方がいいです。
これらを意識しながらまとめましょう。
志望動機
質問の目的
志望動機からは下記のことを知りたいと思っています。
・志望度や熱意
・退職理由や転職の軸から一貫性があるか
・企業研究ができているか
しっかりと一貫性を持ち、会社や業界・業種について理解することが大切です。
質問
Q弊社をご応募(志望)してくださった理由を教えてください
回答例
御社は人材業界のなかでも、人材に関わる事業を様々行っていると思われます。
立ち上げて間もない中で、事業を展開するスピード感は他社にはない部分であり、大変魅力に感じました。また、前職で人材育成に携わる中でさらに人の役に立つ仕事がしたいと思う中で、HPを拝見し、●●という理念に大変共感し、人を大事にしているという風に感じました。
これまで培った、新規開拓の営業力で事業の発展に大きく貢献したいと思い応募いたしました。
回答のポイント
✔応募先の企業じゃないといけない理由
数ある会社の中で「なぜ弊社なのか」ここは面接官も要チェックしてます。
しっかりと会社のことを調べて、明確な動機を伝えるようにしましょう。
✔自分の「キャリア軸」と重ねる
自分が将来描いている「キャリア像」が応募先の企業の中で叶えることができるかどうか
という視点で志望動機を形成してみると、説得力がより増します。
✔業界研究をしておく
「そもそも、なぜこの業界なの?」と深堀される可能性があります。業種・業界のことを理解していないと、「この仕事の本質全然理解してないな」と思われてしまいます。
そうなってしまうと、「弊社がいい理由」どころではありません。
自己PR(実績・スキルなど)
質問の目的
自己PRからは以下のことを知りたいと思っています。
・会社で活躍できそうかどうか
・今までどのようにして仕事に向き合ってきたか
会社で活躍できそうなイメージを持たせることが大切です。
質問
Q今までの業務での自己PRをしてください
Q今までの業務で印象に残ったことを教えてください
回答例
私の強みは、結果が出るまで試行錯誤し、行動し続けることです。
前職の営業では、新卒で入社し、始めは結果が全然出ませんでした。
しかし、やるからには結果を出したいという一心で、業務時間外での
テレアポのロープレを毎日行ったり、営業後に良かった点と悪かった点の
フィードバックを都度頂き、改善を重ねました。
結果的に、営業の達成率は常に100%越えになり、下半期新入社員のなかでMVP賞にも
選ばれることができました。
粘り強く、結果に代える力で御社にも貢献していきたいと思ってます。
回答のポイント
✔PRするにあたって、過程も話す
話そうとしている強みは、どの場面にどういう風に発揮されたのかや目的達成までに
何をどう意識したのかをできるだけ具体的に伝えましょう。
✔数値を入れるとよりGOOD
2時間かかっていた業務を1時間にした。売り上げを20%増加させた。
など、より具体的な数値を入れて話すと、わかりやすいです。
✔職種に合わせてどの自己PRでいくか決める
自己PRは伝え方がとても重要です。応募している職種で求められる力をPRするのが賢明。
人事側も、会社の仕事内容的に生かせそうかを見ています。
逆質問
質問の目的
逆質問には下記の目的があります。
・会社への志望を図るため
・ミスマッチを起こさないように知りたいことはあるのか
ここで、ありませんと言ってしまうと一気に好感度が下がってしまうので要注意。
質問
Q弊社に何か聞きたいことはありますか?
回答例
・入社後の1日の流れを教えていただきたいです
・社内で働いている方の年齢層や、過去のキャリア、雰囲気など教えていただきたいです
・社内で活躍されている方はどんな人ですか?
・入社するまでにしておいた方がいい勉強などはありますか?
・●●さん(面接官)はなぜこの会社に入社されたのですか?
回答のポイント
✔何かしらの質問は絶対にする
質問がない=会社に興味がないという風に捉えられてしまいます。
あらかじめ用意しておいてもいいので、何かしら質問するようにしましょう。
✔待遇や福利厚生ばかり聞かない
条件面ばかり聞いてしまうと、会社や仕事内容よりも条件重視だと思われてしまいます。
少し懸念される可能性があるので気を付けましょう。
どうしても気になる場合は内定貰ってから聞くのがおすすめです。
✔面接官の方に質問もおすすめ
面接官も人なので、自分のことを聞かれるとうれしいです!
聞いてみると好印象になるかもしれません。
まとめ
基本的にどの企業も面接の流れは似ています。その他にも、質問をさらに深堀されることはありますが、まずはこの5つから考えていきましょう。また、面接はあくまでも人と人で行うので、
かっちりとした話し方ではなくても、自分の言葉でしっかり伝えることが大事です。
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